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石留加工で指輪に華を添えませんか?

 

石留とは?石留加工の種類とデザイン

 

指輪をより輝かしく、華やかにしてくれるものといえば宝石ですよね。

宝石を指輪の枠にセッティングする方法を「石留」と言います。

 

ただ宝石を指輪に取り付けるだけに思われがちな石留加工ですが、実は様々な種類があるんです。

今回は石留加工のなかでも、代表的な3つのデザインを紹介します。

 

●ふせ込み・ふせ留め

宝石の上部をぐるっと囲うように覆い、固定する方法が「ふせ込み」です。

複数の宝石を留める場合には、石と石との間隔を十分に設ける必要があります。

renriでは主に指輪の外側に石留をする場合に使用します。(別名 皿留)

 

●4点留め

宝石をアームの穴にセットしたのち、ナナコと呼ばれる工具を用いて4箇所を叩いて止める方法です。

工房によっては「ナナコ留め」「玉留め」と呼ぶこともあります。

renriでは内側へのシークレットストーンを留める場合に使用しています。

 

●マス留め

宝石の周囲の金属を彫り、爪を作り出して固定する方法です。

四角形の中に宝石が埋め込まれているような見た目が特徴的なデザインです。

 

renriで作られた石留の指輪を紹介

 

 

味のある鎚目模様と、中央のダイヤモンドが目を引く結婚指輪です。

爪を使用しないふせ込みで石留加工を行うことで、シンプルさを活かした、素敵なデザインに仕上がりました。

 

 

写真上部に写っているのが、ふせ込み加工が施された指輪です。

シンプルな石留方法だからこそ、ミル打ち・唐草彫りなど、様々なデザインと組み合わせて楽しむことができます。

 

 

内側にご入籍の月の誕生石を忍ばせた、お2人の想いが込められた指輪です。

4点留めで演出される柔らかな雰囲気が、プラチナ・サファイヤの上品な雰囲気にマッチしています。

 

 

マス留めを連続して行った「彫り留め」と呼ばれる石留方法を使用した指輪です。

ピンクゴールドのアームに施すことで、より華やかな雰囲気が引き立ちますね。

 

 

オーダーメイドコースで制作された結婚指輪です。

あえて側面にマス留めを施すことで、見る角度によって異なるデザインを楽しめる、おしゃれな指輪に。

部分的に入れられた手彫り模様が、より宝石の印象を強くしてくれています。