11月の誕生石「トパーズ」と「シトリン」
トパーズの特徴・歴史
古代から人々に愛され続けているトパーズ。
14~17世紀のヨーロッパでは、魔法を阻止するお守りとして使用されていたり、治癒力があるとして治療に使用されていたりと、古くから多くの人の心の支えとされていました。
そんなトパーズですが、「黄玉」という和名がついているほど、かつては黄色のイメージが強い宝石だったんです。
しかし、光・熱の影響で変化しやすい性質を持つことが判明し、現在ではブルー・ピンク・ブラウンなど、様々な色が存在していることが分かっています。
トパーズの意味・効果
「誠実」「希望」などの宝石言葉がついているトパーズですが、語源がギリシャ語の「探し求める」という言葉に由来することから、直観力・洞察力を高め、持ち主に必要なものと出会わせてくれると言われています。
なにか困っていること・迷っていることがある方は、トパーズの宝石を身に付けることで1歩足を踏み出すことができるものに出会えるかもしれませんね。
シトリンの特徴・歴史
紀元前4世紀~1世紀のヘレニズム時代には、既にジュエリーとして使用されていたと言われているシトリン。
幸福を与える宝石として信じられており、邪悪な考えを追い払うお守りや、病気の治療にも役立てられてきました。
そんな古くから人々の生活に深く関わってきたシトリンですが、ある宝石と深い関係があるのをご存知でしょうか?
それが、紫色が美しいアメジスト。
実はアメジストに熱を加えると、水晶の成分に変化が起こり、シトリンに変化するんです。
なかには、アメジストとシトリンが混ざり合った「アメリトン」という宝石も存在します。
シトリンの意味・効果
シトリンは「太陽のエネルギーを持つ」をされている宝石。
「幸運」「生命力」などの生き生きとした宝石言葉からも分かるように、明るいエネルギーを与えてくれると言われています。
ネガティブな感情になりやすい方、元気が欲しい方は、お守り代わりとしてシトリンを身につけてみてはいかがでしょうか?
以上、11月の誕生石の紹介でした。
トパーズもシトリンも、エネルギーに溢れた、明るい意味を持つ宝石です。
11月生まれの方、結婚記念日が11月の方は、ぜひ指輪に取り入れてみてはいかがでしょうか。